
概要
SMD型水晶発振器の温度特性を検査する装置です。-30℃から+85℃までの範囲を連続的に温度を変化させることにより、温度特性のDIP(ディップ)検査することが可能です。
特長
- 本装置は温度制御にペルチェ素子を採用し、ペルチェ素子で温調されたプレート上にSMD型水晶発振器を置くことにより、高精度な温度特性試験が可能です。また、-30~+85℃の範囲を0.5℃の温度ステップで温度制御することで、正確な温度特性のDIP検査が可能です。
- 多数個同時測定により、高スループットを実現しています。
- ローダ、アンローダにて、供給から分類、収納まで全自動で行います。
- 開発、品質保証、試作や小ロット生産に最適な温度検査装置です。
使用例
- SMD型水晶発振器の温度特性を検査する装置です。
- -30℃から+85℃までの範囲を連続的に温度を変化させることにより、温度特性のDIP(ディップ)検査することが可能です。
オプション対応
- SMD型水晶振動子の温度特性検査
- 専用治具交換より複数品種対応
製品スペック
項目 | 内容 |
---|---|
対象ワーク | SMD型水晶発振器 ※オプションでSMD型水晶振動子対応も可能 |
対象ワークサイズ | 5.0×3.2~1.6×1.2(㎜) ※ワークサイズは応相談 |
温度範囲 | -30℃~+85℃ ※温度範囲は応相談 |
温調時間(概略) | +25℃ ⇒ -30℃:約5分、 -30℃ ⇒ +85℃:約10分、 +85℃ ⇒ +25℃:約5分 |
触針ブロック | プローブ式:2式(温調プレート1、温調プレート2:各1式) |
測定器 | 周波数カウンター+電源 |
温調方式 | ペルチェ素子+チラーユニット |
温調プレート | 約80個配列の専用トレー |
ワーク供給 | 段積みトレーより供給して、温調プレート(専用トレー)に移載 |
外形寸法 | 本体:W1200×D800×H1500㎜(計測器、パトライトなどの突起物除く) チラー:W340×D384×H851㎜×4式(温調プレート用) |
オプション | SMD型水晶振動子に対応可能、切替部品で複数サイズの品種に対応可能 |
※ 性能改良のため、外観及び仕様の一部を変更することがありますのでご了承ください。