
概要
- 液晶パネルに対するCOG、FOG実装機の圧痕検査、異物傷検査、位置ずれ検査を行う装置です。
- 高解像度ラインセンサにより全ての端子の状態を画像に取り込み自動で検査します。
- 全面検査機能を搭載しており、端子間の欠陥検出も可能です。※全面検査機能はOptionです。
- コンパクト設計(幅:900mm)、1ステージ設計の為、メンテナンス性も良く設置場所の省スペースにも貢献します。
特長
- 検査ステージが一つだけのシンプルな構造で省スペースです。
- コンパクトな装置となっている為、高速タクトを実現しています。
- 全面検査(Option)を用意しており、端子部分以外の欠陥も視野角内(2mm)で検出が可能です。また結果画像は小サイズ(150KB程度)に圧縮しトレサビ用に保存可能です。
- 特殊な顕微鏡(独自開発)で検査視野角内でのオートフォーカスが可能であり、対象ワークの反りにリアルタイムで追従します。
- 自社開発のアルゴリズムにより、欠陥のパターン(圧痕不良・傷・異物・Dimple)を解析し分類してNG出力することが出来ます。(欠陥情報は画像含めて保存可能)
使用例
本装置は液晶パネルのドライブICやFPCの接続の端子状態を高速に画像検査します。
ドライバICやFPCの接続不良、端子欠陥品などの後工程流出を防ぐ為の検査機です

製品スペック
項目 | 内容 |
---|---|
装置サイズ | 900mm(W)× 900mm(D) × 1800mm(H) |
型式対応パネルサイズ | ~9インチ |
サイクルタイム | ※1辺検査 3.0sec/pcs:IC (L 33mm) × 1 3.5sec/pcs:IC (L 30mm) × 1 , FPC(L 40mm) × 1,Panel size < “5” ※全面検査Optionあり の場合は+1sec |
分解能 | 0.5μm/pix |
オートフォーカス | 常時視野内AF |
ラインスキャンカメラ スキャン速度 | < 70mm/sec |
※ 性能改良のため、外観及び仕様の一部を変更することがありますのでご了承ください。